社会人で英語の勉強をしていると、どうしてもまとまった時間がとれないときがあります。そこで習得しておいたほうがいいと思われるのは「速読法」 。
普段の忙しい時間を効率的にするようにするためでなく、英語の資格試験においては、1問1問をじっくり解いていく時間はありません。
スピード感も重要になってきます。社会人だけではありません。学生でも誰でも、毎日の時間の質と量が絶対的に変わってきます。
また、朝の時間を有効活用して、英語の勉強時間に充てることもとても効率的です。朝の時間帯は本当にテキストを読んでいても頭に入りやすいです。
私は通勤電車 の混雑が苦手ですので、もともと早めにに家をでて、喫茶店などで時間まで待機していたのですが、昔は読書、しかし今はこの時間を英語の勉強をするようにもしています。
朝の時間帯に勉強が頭に入りやすいのはとてもわかりやすいです。朝の通勤電車ではテキストを周りの人の邪魔にならないように開き勉強する。
しかし、仕事終わりの帰りの電車ではテキストを開く力さえ残っていません。それもそうです。
1日仕事で脳をフル回転させていて、疲れているときに、「さあ勉強」という気持ちになりません。
そのため帰りの電車はリスニングの時間に使っています。頭に入っているのか入っていないのか、わからない状態ですが、とにかくイヤホンを耳につける。
「とにかくイヤホンを耳につける」。これ、とても大事なことだと思います。英語の勉強をしていると、どうしても「勉強したくない」のもう一人の自分 が現れだしてきます。
例えば、やる気がでなくてもとりあえず机に向かう、頭に入っているかわからないけどとりあえず、イヤホンをつけ英語を流す。
こういった作業を、「毎日歯を磨く」のと同じように繰り返して身体に「習慣化」させておく。そうするだけでも「まったくやらない」よりは大きな差がでます。
そして、また英語の勉強をじゃまするものとして現代の膨大な情報量。便利な時代になったにせよ、過度を思われるほどの情報量が24時間常に発信し続けられ、私たちはそれを浴び続けています。
自分にとってどの情報が必要なのか、判断できなく行動が止まってしまいます。自分にとって何が必要で何が不必要かを判断する力を養う必要があります。
ここで冒頭でも出てきた「速読法」。
速読はただ速く読める。ということだけを目的としていません。速読の能力を磨いていくにつれ、瞬間判断力なども同時に鍛えられてきて勉強以外における様々な場所や場面で、自分にとって役に立つ武器ともなります。