個人投資家である私たちにとって相場を予想するということは、やはり不安や恐怖がつきまとってしまうことが多いです。
経済学者などが市場の予測をすることが職業ですので当然かとは思いますが、
利益を出すことだけに専念する 私たち 個人投資家 にとっては、 相場を予想するということに関しては心の乱れの原因にもなってしまいます。
結局のところ相場に関して注意を向けるのは、現在の相場が売りなのか、それとも買いなのかを判断できる能力に他なりません。
相場を予想しようと思うことによって余計なことを考えて心持っていかれがちになってしまいます。
焦点を相場の予想に持っていってしまうと、心が入ってしまうため、自分の感情でどうしても動いてしまうことにもなります。
そうするとどうなるでしょう損切りのタイミングを見逃し、 反対に利食いのタイミングを早めてしまったり、
いつまでも成長できない自分がそこで止まってしまっている状態 になってしまっています。
自分の考えによる相場の感情を持ったままでいると相場に対するこだわりがあらわに出てしまい、
たとえ自分の予想通りに相場が動かなかったとしても、 結局は小さな期待を持ってずるずるずるずると引っ張って行ってしまい、
結果損失を拡大させてしまうということも免れません。 誰でも自分の持ったポジションを見直す必要がある時があります。
このような時、もう精神的にもクタクタなので、自分のポジションを見直す余裕どころか、的確な判断もできなくなり、
見直しを誤り間違ったポジションを持ってしまうという可能性も出てきてしまいます。 投資をするということは自分のお金です。
自分のお金を使うということは1円でも損にならないように必死さが出てしまいます。 自分のお金を使う事と自分の感情をコントロールする関係がいかに難しいかが分かります。
持ってはいけないとまでは言えないのかもしれませんが、とにかく投資をする上で邪魔になってしまうのが「感情」というもの。
反対に全く持つべきではないという人も投資家の中にはいます。 市場には 金融のプロも 参入している厳しい世界です。
また世界中の投資家が様々な考え方を持って市場に参入しています。 もちろんその時々の経済指数もありますが、
世界中の様々な考え方が入り乱れ、相場を作り上げて行っています。 それを考えるとその中で相場を予想するということがどれだけ難しいかに気づくことが出来ます
しさらにどれだけ感情に流されやすくなってしまうということも気づきます。 利益を出すということにこだわるにはやはり感情に左右されてはいけないのです。