Stand a Chance!

ころころ変わる、わたしの頭の中

彼のために、あの人のために悩むのは時間の無駄ということに気づくのに長いことかかった。けど、克服できますよ、誰でも。

いつも他人のせいにして自分は幸せではないと嘆く。人のせいにしてばかりいると自分のパワーがどんどん吸い取られてしまいます。だから何が起こっても決して他人を責めないことが大切。それも例外なしにです。



「だってどう考えてもあの人のせい本当なのに!!」そう思うかもしれません。ただ、その感情自体を生み出しているのは誰でもありません。あなた自身だということを気がついて、理解するまで消して幸せに感じることはなく、ましてや自分の人生をコントロールできるようになることはありません。


なぜ、私がこんなことを書くかというと、私自身が彼氏に振られて何十年も悩んだから、気づくのに時間がかかりすぎたから。友人も同じ。「こんな惨めな人生を送っているのは全て夫のせい」いつも、嘆いています。確かに彼はだらしがない部分は多い。


しかし、なぜそのままでいることを、今までそのままにしておいたのでしょう。 相手の欠点ばかりを見つめて、それに執着しているせいで、確かにひどい部分もあるけれど、彼があなたにしてくれた良いことは何ひとつ思い出せない状態になっています。


いつもイライラしている彼女を観ていて、彼は何を言っても無駄だと諦めてしまっているのかもしれません。あるがままの彼を認めてあげられなかった理由を探す機会はなかったのでしょうか。

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客観的に見たら自分も同じような事をしてないだろうか・・・。人間は本当に自分しか見えない勝手なところがあります。私の場合、彼氏だけの問題ではありませんでした。「こんな仕事私が望んでいた仕事ではない」いつも思っていました。


「なぜ自分はここにいるんだろう、この職場にいるんだろう」と未だに考えることはあります。 なぜ今の仕事にもっと充実感を覚えるような努力ができないのか、本当にその仕事がその職場が嫌なのであれば、どうして自分はもっと頑張らなかったのか、 転職に対して行動を起こさなかったのか、 新しい仕事を探しもしなかったのか。


なぜベストが尽くせなかったのか・・・。いいえ、全くやらなかったわけではない。動いには動きました。 しかし自分がネガティブすぎるものだから、受かるものも受からない。それは後から考えてると当然のように思います。


しかしここで自分を責めたら、また自分を被害者扱いにしてしまいます。他人を責めて、全てを他人のせいにしてしまいます、周りの、また環境のせいにしてしまいます。


反対に他人を責めないで自分ばかり責める人もいます。これは自虐的です。「またダメだった、また同じことをしている、また同じことを繰り返している」。こんなことばかりな口癖になってしまっている状態です。

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大切なのは自分が遭遇してしまった境遇を改善するために、どれだけベストを尽くしたかで、将来は変わってくるのではないかと思います。自分を嫌いになる必要は絶対にないと思います。健全なる自己愛は絶対に必要だと思います。


今悩んで苦しんでる事は、結果、自分はより大きな自己実現に向かってあるんで歩いている最中であって、試行錯誤していることは、なんの不思議でもないのです。幸せになるためには誰もがそれを乗り越えてきていると思うのです。f:id:sumomox:20161002191159g:plain