スマホを常に持っていないと不安でしょうがない。私の周りの人ほとんどです。時代なのかもしれませんが、こういった現象が加速して、今、ひとりでいることを極端に嫌がる人が増えているそうです。
友人や恋人とはいつでも連絡がとれるようにスマホは常に身近に。手帳はいつも予定が入っていないと不安。ほぼ毎日友人と会って過ごし、家に帰っては今度はメールやライン他、SNSで友人とのやり取り。
これらは過剰な人付き合いとして疲労感をため込んでしまう傾向にあります。とても便利な時代、こういったことは現代にとってのライフスタイルなのでしょうがないと思えるのかもしれません。
しかし、ひとりが嫌で常に誰かとつながっていたいと思うことは、実際のところ本人は気づかないかもしれませんが、ストレスをため込んでしまっている可能性もあります。ストレスどころか好きな友人、恋人と話しているだから、何が疲れるのか。と思われる部分もあることもひとつ。
しかし、どんなに相手が仲が良く、親しい人であったとして、私たち人間は人と接する限り、無意識化で仮面をかぶりその時々の状況で、その時々の自分を演じているのです。このことはとても神経を疲れさせ、かつ緊張させます。
この状態が長く続けば続くほど、いくらその時は自分にとっては「楽しい」と思えていることでも、次第にストレスが蓄積されていき、精神的にも疲れがでてきて、ポジティブな思考ができなくなったりしてしまいます。
これでは快適な日々を送ることはできません。この心の緊張状態を解ためには、自分の仮面を取り去り、素の本来の自分に戻ることがとても必要になります。そして、その素顔で本来の自分に戻れるのは「ひとりの時間 」なのです。
自律神経で良いとされることは副交感神経と交感神経のバランスがとれていることです。ひとりになる時間をつくり大切にすることで、素直な自分に戻り、緊張状態での自律神経である「交感神経の緊張」が取れて、精神的にも辛さから解放されます。
ひとりで過ごす時間には自立神経でいうところの副交感神経、リラックスモード でいられるようになることです。ひとりで過ごす時間は人を魅力的に育てます。「信じられない」と思う人もいるかと思いますが、
ひとりで過ごすということは、いろいろなことを自分ひとりでこなしていきます。行動しているうちに自立心も強くなり、メンタル面でも強くなります。自尊心が強くなると次第に人は内側から輝きだします。
それにより人々が惹きつけられますし、愛され力 もいっしょについてきます。仲間とわいわい楽しむのも大切です。しかし、ひとり時間を自分に作ってあげるのも大切なのです。