If you want to increase your success rate, double your failure rate. Thomas J. Watson
失敗する確率を倍にすることである。
挑戦する回数を増やすことで、成功率を上げることができる。過去、どれだけのチャンスを棒に振ってきたことでしょう。失敗してもチャレンジを繰り返すことによって成功率は上がっていくのに・・・
でもチャンスが来たとしても、そのまま避けてしまいます。こんなおかしいことはありません。成功したいのに、お金持ちになりたいのに、夢や目標ばかり大きくて、行動というものが伴いません。これはいったいどういうことなのでしょう。
そう、それは悲しくも自分の「習慣」 。行動パターンです。習慣というものはそもそもが無意識によって積み重ねられ形成されたもの。その分深く深く脳や体に浸み込んでいるのでこれを今日明日すぐに改めるというこはとても難しい。
金持ち父さんのセカンドチャンス: お金と人生と世界の再生のために (単行本)
- 作者: ロバートキヨサキ,Robert T. Kiyosaki,岩下慶一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
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しかし、本当に自分を変えたいのであれば、この最大の敵、「自分」に闘いを挑まなければならない。誰でも長年生きてきたうえで蓄積された習慣をいとも簡単に解決できるわけではありませんが、「絶対に変われない」という理由もない。
これなら変われると確信できる綿密な計画を立てて行動をとっていけばきっと改められることができる。さらに、自分の直したい行動の習慣のひとつでも変われることができれば、それに相乗効果が加わり、別の行動も順次変わっていくことが多い。
経験上、ひとつ変わって別のことも変わっていればとても驚いた記憶がある。負のスパイラルがひとつ崩れるだけで、全て良い方向へ向かっていっていると感じることができた。
自分の直したい悪い習慣を変えるということは自分自身をコントロールさせるということです。今何もかも不満に思っているのであれば、完璧にコントロールされているということになってしまいます。
自分の体(脳)なのにコントロールされているなんてとても滑稽に感じます。でも実際そうなのです。真剣に自分を変えたいと思ったとき、本気度がとても重要になります。態度も顔つきも何もかも変わってきます。周りが驚くほどです。それほど、
自分は心の底から変わりたいという決心 がなければ自分は変わることができません。目標を達成させるには、必要な犠牲も払うこともあります。その覚悟というのも必要です。また何かと言い訳をつけて先延ばしをする自分はいないか。
一度は自分自身に対して直面し、自己分析をして、自分の直したいところを紙に書き留める。そしてそれをいつも見えるところに貼っておく。それも一か所でなく。それが最初の一歩だと思うのです。